組織で Gmail 以外のメールサーバー ソフトウェアを使う場合は、
SMTP リレーサービスの設定を使用して Google 経由でメールを送信することができます。このように設定すると、メールが外部の連絡先に届く前にフィルタ処理を行って迷惑メールやウィルスを除外することや、送信メールに G Suite のメール セキュリティ設定を適用することができます。ただし、ドメイン内のユーザーのユーザー名とパスワードを知られると、迷惑メールの送信者が SMTP リレーサービスを使用して、ドメインを偽装してメールを送信できるようになる可能性があります。
今回のリリースでは、ドメインのユーザーによる SMTP リレーサービスの不正使用が検出されると、影響を受けるユーザーのリストと、この問題の原因を特定する手順が管理者に送信されるようになります。ユーザーに影響が生じる場合、管理者はユーザーのすべての端末に対してウィルス スキャンを実行し、今後は不正使用されないようにユーザーのパスワードを変更してください。このようなメールには早急に対処していただくことが重要です。というのも、不正使用されたアカウントから迷惑メールが送信されると、他のメール プロバイダにおいて貴社のドメインのメールの信頼性が損なわれ、メールフローにその他の悪影響が及ぶ可能性があるからです。
不正使用が検出された場合、当面はこのような方法で管理者の方にお知らせします。ドメインのメールの信頼性を維持するための対応を、今後も引き続き行ってまいります。
本ブログの原文(英語)は、
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リリースの詳細リリース方式:即時リリースが対象。計画的リリースは、今後 2 週間以内に展開予定
エディション:G Suite のすべてのエディションが対象
展開ペース: 完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)
対象:管理者のみ
対応:必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨
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