企業向けのサービスや技術から成る
Google Cloud (英語) について 9 月に
ご案内しましたが、このご案内の後、Google Apps Directory Sync ツールの名称を、ツールが対象とするサービスの幅広さをより的確に示す名称へと変更することになりました。今後、Google Apps Directory Sync は
Google Cloud Directory Sync(GCDS)に名称が変わります。この変更に伴い、最新バージョンの GCDS では次のような機能の追加や改善が行われます。
新機能- GCDS のインターフェースには、ご利用のドメインの種類でサポートされる同期機能のみを表示するようになりました。
- このツールでは最新の Java JRE v1.8 を使用します。これは HTTPS 接続にデフォルトで TLS v1.2 を使用します。
- GCDS EULA が更新され、適用範囲には「管理対象の Google ドメイン規約」の対象となるドメインを利用するユーザーが含まれるようになりました。
解決済みの問題- 新規ユーザーのパスワード変更を必須とする設定が、アカウント作成時に適切に設定されるようになりました。
- グループを作成して初めて同期するときに、グループ メンバーが正しく追加されるようになりました。
- SMTP 通知のテスト中に接続エラーが発生した場合に、GCDS で「Connected failed - null」ではなく、正しいエラー メッセージが表示されるようになりました。
- アカウントのランダムなパスワードは、初回およびそれ以降の同期で同期されなくなりました。初回の同期でのみ設定されるようになりました。
- 定義済みのデフォルト パスワードを使用して、ユーザーが正しくプロビジョニングされるようになりました。
- GCDS に有効な認証トークンがあっても、別のユーザー アカウントを使って GCDS で再認証できるようになりました。
- メール通知の設定を行っていなくても、GCDS で同期を実行できるようになりました。
- コマンドラインからインストールする場合に、HTML 形式ではなく書式なしテキスト形式の EULA が表示されるようになりました。
詳しくは
ヘルプセンターをご覧ください。最新バージョンの GCDS は
こちらからダウンロードできます。
本ブログの原文(英語)は、
こちらをご覧ください。
-
リリースの詳細リリース方式:即時リリースと計画的リリースの両方が対象
エディション:G Suite のすべてのエディションが対象
展開ペース:段階的に展開(機能が表示されるまでに 4 日以上かかる可能性があります)
対象:管理者のみ
対応:管理者による対応が必要
より詳しくヘルプセンター: Google Cloud Directory Sync についてヘルプセンター: Google Cloud Directory Sync の新機能