2017 年 1 月に
リリース(英語)された「セキュリティ キーの強制適用」機能により、G Suite Enterprise ドメインの管理者は、2 段階認証プロセスにセキュリティ キーを使うことを必須にしてユーザーをフィッシングから守ることができるようになりました。セキュリティ キーの強制適用のほかに、Google 認証システム アプリ、テキスト メッセージ、通話などの
その他の 2 段階認証プロセス方式を利用することもできます。このたび、この 2 段階認証プロセスのドメインへの導入をより進めやすくなるよう、管理コンソールに 2 つの新しいオプションを加えました。
管理者がエンドユーザーのためにセキュリティ キーを登録する: 管理者がユーザーに代わってセキュリティ キーを登録できるようになりました。管理コンソールの [ユーザー] ページで [
新しいキーを追加] をクリックすると、
セキュリティ キーの標準的な登録プロセスに沿って新しいセキュリティ機能を追加することができます。
2 段階認証プロセスの登録期間: 従来の仕様では、2 段階認証プロセスが強制的に適用されている組織部門で新しいユーザーが作成された場合、そのユーザーは最初のログインから 2 段階認証プロセスを使用する必要があります。管理者の皆様からのフィードバックにより、2 段階認証プロセスの登録期間を設けることで、より効率的にユーザーがこの機能を導入できるであろうことがわかりました。
今後は、管理コンソールで登録期間を設定できるようになりました。管理者は、新規のユーザーがパスワードのみでログインして 2 段階認証プロセスの設定を行うための期間を設定することができます。
詳しくは、ヘルプセンターの
2 段階認証プロセスの設定ガイド(更新版)の記事をご覧ください。
本ブログの原文(英語)は、
こちらをご覧ください。
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リリースの詳細リリース方式:即時リリースと計画的リリースの両方が対象
エディション:2 管理者がエンドユーザーのためにセキュリティ キーを登録する機能は、G Suite をご利用のすべてのドメインが対象
セキュリティ キーの強制適用機能は、G Suite Enterprise をご利用のすべてのドメインが対象
展開ペース: 完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)
対象:管理者のみ
対応:管理者による対応を推奨
より詳しくヘルプセンター