(The Keyword(英語)に同じ内容が投稿されています)ウェブ版Google カレンダーの新しいインターフェースをご利用いただけるようになりました。デザインが改良され、新機能が追加された新しいカレンダーでは、時間をさらに効率良く管理できるほか、実にさまざまなタスクを行えます。
新しいウェブ版カレンダーには、モダンなカラー パレットや洗練されたデザインなど、従来のカレンダー モバイルアプリの特長がそのまま反映されているほか、画面サイズに合わせてレイアウトが自動調整されるようになっています。また、法人のお客様向けに、チームのスケジュール管理と会議の日程調整を簡単に行える機能も追加されています。
このたびの改良は、過去数年間にわたってお客様にお寄せいただいたカレンダーの動作と機能に関する貴重なご感想やご要望を踏まえたうえで実現したもので、パソコンでこれまでよりもさらに簡単にスケジュール管理を行っていただけます。新しいウェブ版カレンダーでは次のタスクを行えます。
- 会議室の予約時に、施設の詳細情報を確認できます。G Suite 管理者が、組織が所有する会議室の詳細情報を入力して、会議室の場所や収容人数、音響 / 映像機器や車椅子用設備の有無などの情報を従業員と共有できるようになりました。従業員は、カレンダーで会議室を予約する際に、会議室の名前にカーソルを合わせるだけで簡単に会議室の場所とリソースの詳細情報をポップアップで確認できます。
- カレンダーの招待状にリッチテキスト形式とハイパーリンクを追加できます。会議に関連のあるスプレッドシートやドキュメント、プレゼンテーションのリンクをカレンダーの招待状に追加して、それらのファイルを新しい [予定の詳細] ビューで直接開くことができるようになりました。これにより、より詳細な予定リストを作成し、会議に必要なすべての資料を 1 か所にまとめておくことができます。
- [日] ビューで複数のカレンダーを並べて管理できます。列ごとに異なるカレンダーを表示して管理できるようになりました。これにより、複数のカレンダーの管理を担当する事務補助員などの従業員が、チームに代わって簡単に会議のスケジュール設定を行えます。その際には、[日] ビューをクリックし、表示する複数のカレンダーを選択してください。
カレンダーに加えられた改良はこれだけではありません。カレンダーの招待状に表示されている参加者の名前にカーソルを合わせると、そのユーザーの連絡先が表示されるようになりました。また、会議の招待状を誤って削除してしまった場合に備えて、削除したアイテムを 1 か所にまとめて表示して復元する新しい方法もご利用いただけるようになりました。さらに、[日] ビュー、[週] ビュー、[月] ビューのスクリーン リーダー対応状況が改善し、より多くのお客様に快適にご利用いただけるようになっています。ご紹介した改良点の詳細については、
この投稿をご参照ください。
G Suite 管理者向けの追加情報管理者とユーザーの皆さまにウェブ版カレンダーの新しいユーザーインターフェースにスムーズに移行していただけるように、状況に応じて 2 つの展開方法から選択していただけるようになっています(詳細についてはこちらの
ヘルプセンターをご覧ください)。
- 自動: デフォルトの展開方法です。即時リリース ドメインの場合は 2017 年 11 月 14日から、計画的リリース ドメインの場合は 2017 年 11 月 28 日から、新しい UI への段階的な移行を開始いたします。すべてのユーザーの移行が完了するまでには、(オプトインとオプトアウトの段階を含めて)約 8 週間かかります。このオプションの場合、管理者やユーザー側で行っていただく操作はありません。
- 手動: こちらの方法を選択すると、ユーザーが新しい UI に移行するタイミングを、Google 管理コンソールで手動で設定できます。たとえば、今回の新しい UI の準備にあたっては、よく使われているカレンダー Chrome 拡張機能のデベロッパーと協調して作業を進めてまいりましたが、ユーザーが新しいカレンダーに対応していない拡張機能を使用している場合もあります。あるいは、まずはテストドメインや組織部門(OU)で新しい UI を試してみたいと思われる管理者もいらっしゃると思います。そのような場合は、このオプションを選択してください。
手動による展開を選択するには、[アプリ] > [G Suite] > [カレンダー] > [新しいカレンダー] の順に開き、ユーザーに新しいカレンダー UI へのアクセスを許可するタイミングを組織部門ごとに設定します。手動による展開を選択した場合は、
2018 年 2 月 28 日までにすべてのユーザーが新しい UI に移行しているようにしてください。2018 年 2 月 28 日になってもまだ以前のカレンダー UI を使用しているユーザーは、自動的に新しい UI に移行されます。この場合、新しい UI をオプトアウトすることはできません。
下記のリソースと一緒に
こちらのスタートガイドをユーザーと共有して、ユーザーが新しいレイアウトについて理解を深められるようにすることをおすすめします。
会議室とリソースに構造化したデータを追加する方法については、こちらの
ヘルプセンター(英語)をご参照ください。なお、この機能はカレンダーの以前の UI と新しい UI の両方でご利用いただけます。
リリースの詳細
ウェブ版カレンダーの新しい UI、招待状のリッチテキスト形式、[日] ビューの並列表示
- 自動展開オプション(推奨): 即時リリースの場合は 2017 年 11 月 14 日、計画的リリースの場合は 2017 年 11 月 28 日に開始
- 手動展開オプション: 即時リリースと計画的リリースの両方の場合で、管理者が即日利用可能
会議室とリソースに関する構造化されたデータ
- 即時リリースと計画的リリースの両方で今後数週間にわたって徐々に展開し、展開後は管理者によるデータのアップロードが可能
エディション:G Suite のすべてのエディションが対象
展開ペース:拡張的に展開(機能が表示されるまでに 15 日以上かかる可能性があります)
対象:管理者とエンドユーザー
対応:管理者による対応を推奨
より詳しくカレンダーの新しい UI
管理者向け:ユーザー向け:会議室とリソースに関する構造化されたデータ
管理者向け: