投稿者: Dave Oleson(データスタジオ、プロダクト マネージャー)Google は昨年、データの視覚化やレポート作成を行えるビジネス向けの新しいプラットフォーム「
データスタジオ」をリリースしました。
データスタジオを利用すると、さまざまなデータを連携させて美しく詳細なレポートを作ることができます。レポートは自由にカスタマイズでき、情報が理解しやすく整理されていて共有も簡単です。
組織内はもちろん、世界中と簡単にデータを共有組織内のすべてのユーザーが簡単にデータにアクセスできるようにすることが、データスタジオの基本的なコンセプトの 1 つです。Google では、データにアクセスできるユーザーが多いほど、より的確な意思決定が可能になると考えています。データスタジオは CloudSQL、BigQuery、Google スプレッドシートなどのさまざまな Google サービスとのデータ連携が可能であるため、多種多様なデータから簡単にダッシュボードを作成し、組織内のすべてのユーザーと共有することができます。1 つのレポート内に複数のデータソースを混在させることもできます。
データスタジオは Google 以外のさまざまなデータソースとも連携します。たとえば SQL データベースと連携させることで、自社データへのアクセスが可能になります。
また、他のユーザーとレポートを共有するだけでなく、レポート上での共同作業も可能です。データスタジオは Google ドキュメントと同じインフラストラクチャ上に構築されているため、レポートを複数人数で同時に編集できます。この共同編集機能を使えば、あなたが複数のチームから受け取ったデータをまとめている間、他のユーザーには分析データや背景情報の追記をしてもらうといったことが可能です。
視覚化ツールを使って、レポートやデータをさまざまなスタイルで表示データスタジオには、新しい共有ツールやコラボレーション ツールのほか、柔軟なデータ視覚化のオプションが多数用意されています。棒グラフ、円グラフ、時系列といった一般的な機能はもちろん、事業目標と進捗状況を示すのに便利なブレットグラフなどの新しいタイプのグラフ表示にも対応しています。
表形式のデータを基にヒートマップを作成することもできます。ヒートマップにすることで、データ表内の異常値を把握しやすくなります。
データの表示デザインをカスタマイズするための機能も充実しています。スタイル設定ツールを使ってブランドに合わせたデザインにすることや、日付選択ツールや動的フィルタなどのインタラクティブなデータ コントロールを使って、読み手と相互に情報をやり取りできるレポートを作成することができます。
ご利用にあたりここでご紹介した以外にも、組織内のユーザーにデータへの理解を深めてもらうためのさまざまな機能が用意されています。詳しくは、
ヘルプセンターや
コミュニティ フォーラム ( 英語 ) をご覧ください。
データスタジオは G Suite の公式サービスではありませんが、
世界中でご利用いただける無償のツールです。共有データの充実化と効率的な意思決定にデータスタジオをお役立ていただければ幸いです。
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