従業員が離職する際に、その従業員のカレンダーの予定のオーナー権に関する対応を行ったり、実施されない予定のためにカレンダー リソースが予約されたままにならないように対処したりするといったことを管理者が行うのは大変です。従業員が離職したら、管理者は
従業員のアカウントを削除する、または削除する前に一定期間
アカウントを停止することができます。
本日、離職者のカレンダーの予定を管理するうえで役立つ新しいツールをいくつかリリースします。これらのツールをご利用いただくことで、従業員離職時のプロセスをより効率的に進めることができるようになります。
ユーザーを削除する場合は、そのユーザーの今後の予定を新しいオーナーに移管するよう選択したり、それらの予定で予約されているリソースを解放したりすることができます。このように在職中の従業員に予定を移管することで、予定をスケジュールどおりに実施することができます。従業員の予定のオーナー権の変更は、[アプリ] > [G Suite] > [カレンダー] > [ユーザーデータの管理] から行うか、
Data Transfer API ( 英語 ) を利用します。詳しい手順は
ユーザー削除の手順に記載されています。
予定を移管せずにユーザーを削除する場合は、削除したすべてのユーザーの今後の予定が 21 日後に自動的にキャンセルされるように設定することをおすすめします。こうすることで、管理されていない予定が、ゲストやリソースのカレンダーに残ることを防ぎます。予定の自動キャンセルは、[アプリ] > [G Suite] > [カレンダー] > [ユーザーデータの管理] から有効にできます。
ユーザーを削除しない場合(削除前にアカウントを停止する場合など)は、[アプリ] > [G Suite] > [カレンダー] > [ユーザーデータの管理] から、予定の移管やキャンセル、および今後の予定のリソースの解放を手動で行えます。
なお、このサービスは特権管理者およびデータ移行権限を持つ管理者にご利用いただけます。
詳しくは、
こちらのヘルプセンター記事をご覧ください。
リリースの詳細リリース方式:即時リリースと計画的リリースの両方が対象
エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象
展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)
対象:
管理者のみ
対応:
管理者による対応を推奨
より詳しく ヘルプセンター: 停止中または削除されたアカウントのカレンダーの予定を管理する