G Suite 管理者は、
Google モバイル管理を使用して、組織内のモバイル端末を管理、保護、監視できます。端末を従業員に支給している場合、アプリのインストール、ネットワーク設定、セキュリティ設定などを規制するポリシーも適用できます。
詳細管理を有効にしている場合、次の 2 つのうちどちらかの方法で
会社所有の Android 搭載端末* を設定できます。(1)管理コンソールで端末を追加し、端末の所有権を自動的に組織に割り当てられます。または、(2)個々のユーザーが端末を設定するときに、端末の所有権を組織に割り当てられるよう許可することもできます。
この 2 番目の方法を選択した場合に、個々のユーザーが行う設定フローが 2018 年 2 月 12 日から変更となります。 (* Android 6.0 以降を搭載する端末である必要があります)
現状では、新しい Android 搭載端末(または最近、初期状態へのリセットを行った Android 搭載端末)をお使いのユーザーが、端末に個人アカウントを追加する前に G Suite アカウントを追加する場合、端末の所有権を組織に割り当てるよう指定するチェックボックスをオンにしなくてはなりません(個人アカウントを先に追加した場合、後で G Suite アカウントを追加するときに、仕事用プロファイルを設定するように促されます)。このフローでは、スマートフォンが会社所有のものであっても、端末の所有権を割り当てるチェックボックスをオンにしないユーザーもいたので、管理の断片化が発生していました。
現在の設定画面
より多くのユーザーに適切な選択をしていただくため、この画面の文章と設定を変更いたします。2018 年 2 月 12 日以降は、設定中の端末を自分で所有しているかという質問に答えることになります。ユーザーが端末を個人的に所有していることを明示しない限り、所有権は自動的に組織に割り当てられます。なお、この手順が表示されるのは、端末に個人アカウントを追加する前に G Suite アカウントを追加した場合のみです。
新しい設定画面
このたびの変更により、会社所有の端末が不適切に設定されることが少なくなり、モバイル管理の有効性が向上したら幸いです。
リリースの詳細リリース方式:2018 年 2 月 12 日の即時リリースと計画的リリースの両方が対象
エディション:G Suite のすべてのエディションが対象( G Suite for Education を除く)
展開ペース:拡張的に展開(機能が表示されるまでに 15 日以上かかる可能性があります)
対象:すべてのユーザー
対応:必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨
詳細情報ヘルプセンター記事: Google モバイル管理のスタートガイドヘルプセンター記事: 会社所有の Android 搭載端末を設定する