従業員が自分のスマートフォンやタブレットを
会社所有端末として設定すると、それらの端末に対する完全な制御権限が組織に付与されます。これにより管理者は、アプリのインストール、ネットワーク設定、セキュリティ オプションなどに関するポリシーを適用できるので、ユーザーや企業データを保護するのに役立ちます。
モバイル端末の詳細管理を使用しているものの、管理コンソールで会社所有端末を登録していない場合は、ユーザーに自分の端末を会社所有端末として設定してもらう必要があります。
より多くのユーザーに会社所有端末の設定をしてもらえるよう、今後は、新しい Android 搭載端末に個人アカウントを追加する前に G Suite アカウントを追加したユーザーに対して、下記の画面が表示されます。
この変更は、2018 年 9 月 19 日より展開を開始します。なお、この措置がすべてのユーザーに反映されるまでには数週間ほどかかることがありますのでご了承ください。
9 月 19 日以降は、設定中の端末の所有者が自分かどうかの確認が求められます。ユーザーが個人所有端末であることを明示的に指定しない限り、所有権は自動的に組織に割り当てられます。
現在のところ、このオプションがユーザーに対して表示されるのは、組織で端末所有者モードが有効になっている場合のみです。9 月 19 日以降は管理コンソールに表示されなくなります。
なお、上記の画面やオプションは、Android 6.0 以降を搭載した新規端末(および最近初期化した端末)でのみ表示されます。
ユーザーが managed Google Play ストアからアプリをインストールできるようにする上記の変更のほかにも、会社所有の Android 搭載端末や仕事用プロファイルを使用する場合のアプリのインストールが簡単になります。
現在は、アプリをホワイトリストに登録して、ユーザーに対して明示的に利用を許可する必要があります。9 月 19 日以降は、会社所有の Android 搭載端末と仕事用プロファイルをご使用のユーザーは、managed Google Play ストアからデフォルトで任意のアプリをインストールできるようになります。ユーザーに任意のアプリのインストールを許可しない場合は、
インストール対象をホワイトリストに登録されたアプリに限定することができます。
リリースの詳細リリース方式:即時リリースと計画的リリースの両方が対象(2018 年 9 月 19 日)
エディション:G Suite のすべてのエディションと Cloud Identity Premium が対象
展開ペース:拡張的に展開(機能が表示されるまでに 15 日以上かかる可能性があります)
対象:すべてのユーザー
対応:必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨
より詳しくヘルプセンター記事: 会社所有の Android 搭載端末を設定する