変更点
今回の Dropbox ベータ版では、Dropbox のユーザーが Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドを Dropbox で直接操作できるようになりました。
Dropbox Business のサブスクリプションを組織で利用している G Suite 管理者の方は、
こちらでベータ版の詳細をご覧になり、ご登録いただけます (英語)。
ご利用対象
管理者とエンドユーザー
利点
Google と Dropbox の両方にログインしたユーザーは、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルを、従来のファイルと一緒に、Dropbox フォルダで作成して保存できます。次のようなことができます。
- ウェブベースでのファイルの作成と編集:
- dropbox.com または Windows や Mac の Dropbox アプリから、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルを直接共有して Dropbox に保存できます。ファイルを開くと、使い慣れた Google エディタが Dropbox 内で直接開きます。
- Dropbox にある .docx、.xlsx、.pptx ファイルを Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドで開いて、それらを元のファイル形式で Dropbox に再度保存することもできます。
ウェブ版の Dropbox UI を使用した Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイル作成
- ファイルの共有とアクセスの管理:
- Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルを Dropbox の共有フォルダに追加すると、メンバーに自動的にアクセス権が付与されます。共有フォルダにファイルを追加する方法以外に、Dropbox のユーザーを招待するか、共有可能なリンクを作成することで、その都度共有することもできます。
- Dropbox で直接ファイルを共有する場合でも、リンクを使用して共有する場合でも、アクセス権を編集または閲覧のみに設定できます。また、組織内で共有する場合にのみチームに対してアクセス権を設定し、組織外とファイルを共有する場合はユーザーに対してアクセス権を設定することもできます。
スライドのプレゼンテーション上に表示される Dropbox の共有モーダル
- ファイルの検索: Dropbox を検索すると、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルが表示されます。ファイル名だけでなく、各ファイル内のコンテンツの検索結果も表示されます。
- 共同編集: Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドの各ファイルでコメント追加や編集の操作が行われると、Dropbox の通知に表示されます。ユーザーは通知を見て、ファイルに対する操作を詳細に把握できます。
この機能によって、ツールの切り替えにかかる時間の短縮と、データの効果的な使用が可能になり、ワークフローが効率化されることを期待しています。
開始方法
詳細
デスクトップ、ウェブ、モバイル版の Dropbox のユーザーは、ファイルの表示、コメント追加、検索、移動、コピー、削除の操作ができます。なお、モバイル版のユーザーはファイルを編集できません。
関連情報
ベータ版の詳細と登録方法については、こちらをご覧ください (英語)。
対象
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