新しい機能の概要
独自性レポート(英語)のベータ版をご提供できるようになりました。この機能を使うと、生徒からの提出物をスキャンして膨大なウェブページや書籍と照合できるため、教員は提出物の学問的誠実性を評価し、生徒に対して建設的なフィードバックを返すことが容易になります。独自性レポートは、Google Classroom と
Google アサインメント(英語)でご利用いただけます。
Google アサインメントはコースキットを改善、拡張したものです。すでにコースキットのベータ版をご利用の場合は、アサインメントに自動的にアクセスできるようになります。
ご利用対象
管理者とエンドユーザー
利点
Google には、生徒の提出物がオリジナルであるかどうかを確認するために Google 検索を頻繁に使用しているという教員の声が寄せられています。また、引用が欠落していたり、言い換えが不適切であったりする場合に、フィードバックを返すのに長い時間を費やしているという声も上がっています。独自性レポートでは Google 検索の機能が Google のフィードバック ツールや採点ツールに統合されているので、提出物を評価するプロセスの効率と効果が向上します。
また、生徒は提出物の各種問題点についてのフィードバックを提出前にリアルタイムで受けることができるので、提出物の質を高め、間違いから学習する機会を最終提出期限前に得ることになります。
ご利用方法
- 管理者: Classroom の独自性レポート ベータ版にはこちらからお申し込みいただけます。独自性レポートは、アサインメント ベータ版を利用するすべてのユーザーに対して自動的に有効になります。アサインメント ベータ版へのお申し込みについては、こちら(英語)をご覧ください。
- エンドユーザー: ドメインで独自性レポートを有効にすると、エンドユーザーは課題作成の過程で独自性レポートのチェックボックスをオンにすれば、課題ごとに独自性レポートを有効にできます。
詳細
独自性レポート機能が一般提供されると、教員は担当する各コースで最大 3 つの課題につき独自性レポートを無償でご利用いただけるようになります。学校が無制限の利用を希望する場合、教員の G Suite エディションを G Suite for Education にアップグレードできます。ベータ期間中、すべての教員は独自性レポートを追加料金なしで必要なだけご利用いただけます。
教員が使用している G Suite for Education のエディションに関係なく、教員が独自性レポート機能を有効にしているときに生徒が作成できるレポートの数は課題ごとに 3 つまでとなります。この制限は、ベータ期間中と一般提供が開始されたときに適用されます。
ドメインでアサインメント LTI ツールが有効になっている場合は、学習管理システムの Google アサインメントの中で独自性レポートを使用することもできます。ただし、アサインメント内で新しい課題を設定するときは、課題に独自性レポートを追加するためのチェックボックスをオンにする必要があります。
独自性レポートのベータ期間中、この機能は Google ドキュメントに対してのみ動作し、インターフェースは英語のみとなります。
関連情報
対象
G Suite のエディション - G Suite for Education と G Suite Enterprise for Education で利用可能
- G Suite Basic、G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite for Nonprofits は対象外
デフォルト設定 - ベータ版へのお申し込みが承認されると、独自性レポートはすべての Classroom ユーザーが利用できるようになり、課題単位で有効にすることができます。
- この機能はアサインメント ベータ版のユーザーが自動的に利用できるようになり、課題単位で有効になります。