Google Vault の新しいインターフェース
2020年12月10日木曜日
この記事は 12 月 3 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google Vault のインターフェースが新しくなり、操作性が向上したほか、新しい生産性向上機能が追加されてタスクをより迅速に完了できるようになりました。新しいインターフェースを使用するには、vault.google.com にアクセスし、Google Workspace 管理者アカウントでログインしてください。
新しいインターフェースでも従来のインターフェースの主要機能をすべてご利用いただけるほか、既存の Google Vault の設定にも影響はございません。新しいインターフェースの主な特長は以下のとおりです。
- 最初にログインすると、[保持]、[案件]、[レポート] の 3 つのオプションのいずれか、またはすべてが表示されたホームページが開きます(付与されている権限によって、表示されるオプションが異なります)。
- 保持ルールと記録保持の設定時には、設定項目がツールチップとともに順を追って表示されるため、簡単に設定を完了できます。
- カスタム保持ルール、記録保持、検索結果がそれぞれの表にまとめて表示され、並べ替えとフィルタもできます。これにより、対象となる情報管理のポリシーと検索結果が把握しやすくなります。
- ページを移動することなく検索結果と記録保持レポートを確認できます。目的の項目をクリックすると、新しいページに移動する代わりに、サイドパネルが開きます。
従来のインターフェースにも引き続き ediscovery.google.com からアクセスできます。案件、保持ルール、監査ログデータはインターフェース間で同期され、ediscovery.google.com のサポートが終了するまで新旧両方のインターフェースで利用できます。ediscovery.google.com については、サポート終了の少なくとも 3 か月前には Workspace アップデート ブログにて詳細をお知らせいたします。
ご利用にあたって
- 管理者: 新しいインターフェースは vault.google.com でご利用いただけます。組織での Google Vault の管理方法については、ヘルプセンターで詳細をご確認ください。なお、2020 年 12 月 3 日より、従来のインターフェースを開くと、新しいインターフェースへの移行をおすすめするバナーが表示される可能性があります。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。
最初にログインすると、[保持]、[案件]、[レポート] の 3 つのオプションのいずれか、またはすべてが表示されたホームページが開きます。
リリース スケジュール
- リリースは完了しています。
ご利用対象
- Google Workspace Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、G Suite Business、Education、G Suite Enterprise for Education、Nonprofit をご利用のお客様、および Vault のアドオン ライセンスをご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、および G Suite Basic をご利用のお客様は対象外
関連情報
- Google Workspace 管理者ヘルプ: Google Vault の使用
- Google Vault の新しいインターフェース: vault.google.com