この記事は 1 月 13 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要

このたび、モバイルの基本管理が適用された Android デバイスおよび iOS デバイスで、モバイルアプリによる組織の Google Workspace データへのアクセスを管理者が手動でブロック、ブロック解除できるように、機能を追加することになりました。これらの操作は、デバイス管理ルールを使用して自動化できます(サポート対象のエディションのみ)。



対象

管理者



利点

これまで、基本管理が適用されているデバイスで管理者が実施できる操作は限定されていました。アカウントのワイプや、デバイス一覧からのデバイスの削除は可能でしたが、モバイルの詳細管理が適用されたデバイスと異なり、デバイス上のアプリによる組織のデータへのアクセスをブロックすることはできませんでした。今回のリリースではそれが可能になり、組織のデータを安全に保護できるようになりました。

ブロック操作は基本管理と詳細管理で違いはありませんが、詳細管理では [管理者の承認が必要] の設定に基づいてデバイスを積極的にブロックすることができます。基本管理では、この操作はデバイス単位でのみ行えます。



ご利用にあたって

  • 管理者: この機能はデフォルトでご利用いただけます。この機能を使用するには、管理コンソールの [デバイス] ページに移動し、[デバイスをブロック] をクリックします。デバイスのブロックとブロック解除について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
  • エンドユーザー: ユーザーのデバイスが管理者によってブロックされている場合、ユーザーは Google Workspace のすべてのモバイルアプリからログアウトされます。再びログインしようとすると、アプリへのアクセス権がないため、管理者に問い合わせるようにとのメッセージが表示されます。
基本管理が適用されているデバイスで、デバイスをブロックする新しいオプションが利用可能になりました
デバイスが手動でブロックされた場合、管理者はそのデバイスのブロックを解除できます
ブロックされたデバイスでユーザーが Google Workspace アプリにアクセスしようとすると、管理者に問い合わせるようにとのメッセージが表示されます




リリース スケジュール



ご利用対象

  • Google Workspace Business Starter、Business Standard、Business Plus、Essentials、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、および G Suite Basic、Business、Education、Enterprise for Education、Nonprofits をご利用のお客様


関連情報