新たに登場した Assured Controls が情報ガバナンスの目標達成をサポート
2021年3月5日金曜日
この記事は 3 月 1 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
本日は、Google Workspace Enterprise Plus の Assured Controls をご紹介します。Assured Controls は、クラウド サービス プロバイダによるアクセスを制御し、情報ガバナンスの目標を達成できるようにお客様をサポートするアドオンです。
Assured Controls の機能セットの一部として、最初にアクセス管理を展開します。アクセス管理を使用すると、お客様は、Google スタッフによるサポート対応を米国の(英語) Google サポートチーム メンバーに制限できます。リリース時、アクセス管理は Gmail、Google カレンダー、Google ドキュメント、Google ドライブ、Google スプレッドシート、および Google スライドでアクセスの透明性の対象となるアクセスに制限されます。また、アクセス管理は米国リージョンでのみサポートされます。詳しくは、Google サポートまたはアカウント担当者にお問い合わせください。
Google は、サポート サービスをお客様に提供し、契約上の義務および法的義務を果たすために必要な場合を除き、いかなる理由でもお客様のデータにアクセスすることはありません。サポートへのアクセスが保証されている場合、アクセス管理を使用することで、お客様はそのアクセスを地域に基づいて制限できるようになります。
本リリースと Google Workspace セキュリティのその他のリリースについて詳しくは、Cloud ブログの投稿(英語)をご覧のうえ、次回の Google Cloud Security Talk(英語) にご登録ください。
対象
管理者のみ
利点
公的機関など規制の厳しい業界のお客様は、カスタマー サポート対応の過程でクラウド サービス プロバイダがお客様のデータにアクセスする際、そのアクセスに関して特定の要件を設けている場合があります。お客様はアクセス管理を使用することで、サポート対応を行う Google スタッフを地域に基づいて制限できるようになります。
Assured Controls は Google Workspace のネイティブ プラットフォームで利用できるため、この制限機能を使用するために別の環境に移動する必要がありません。これにより、コストを削減するとともに複雑さを軽減しながら、Google Workspace が提供する高度な機能を組織ですべて活用することが可能となります。
ご利用にあたって
- 管理者: Assured Controls アドオンをご購入いただいた後は、管理コンソール > [アクセス管理] でライセンスの割り当てと管理を行うことができます。ユーザーにポリシーが割り当てられると、米国の Google サポートチームの指定されたスタッフ以外は、そのユーザーが所有するデータにアクセスできなくなります。アクセスの透明性ログに表示されているアクセス管理からログインできます。詳しくは、Google サポートまたはアカウント担当者にお問い合わせください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。
リリース スケジュール
- ご利用対象とリリース時期について詳しくは、Google のアカウント担当者にお問い合わせください。
ご利用対象
- Google Workspace Assured Controls は、Google Workspace Enterprise Plus をご利用のお客様のみを対象としたアドオンとして提供されます。詳しくは、Google のアカウント担当者にお問い合わせください。
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Education Fundamentals、Education Plus、および G Suite Basic、Business、Nonprofits をご利用のお客様は対象外となります。