この記事は 5 月 23 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
このたび、デベロッパー プレビュー プログラムを通して、管理者ユーザーによる広範なスペース管理を可能にする Chat API の新機能がリリースされたことをお知らせいたします。これらの新機能は、デベロッパー プレビュー プログラムに現在登録いただいているすべてのユーザーが利用できます。以下で機能の詳細をご説明します。デベロッパー プレビュー プログラムへの登録方法に関する詳細をご確認ください。
管理者とデベロッパー
2023 年にスペース管理ツールがリリースされ、管理者は組織内のすべてのスペースを表示し、それらのスペース内のアクティビティを把握して、スペースの削除やスペースの管理者の割り当てなどの重要なアクションを実行できるようになりました。管理者はこのツールを有効に活用してきましたが、API の使用などによってこれらのタスクをより迅速かつ広範に実行できるより強力なツールを望む声が上がっていました。今後は、管理者が Chat API を使用して情報を発見し、スペースを一括管理できるようになります。具体的には、以下が可能になります。
ただし、あまり利用されていないスペースの中には、四半期や年に一度のイベントの専用スペースなど、削除すべきではないスペースが含まれています。このような状況では、管理者が新しい API 機能を使用してスペースの管理者を特定し、連絡を取って、スペースを削除すべきかどうかを確認できます。
一方、退職したユーザーや役割が変わったユーザーをスペースから削除することも重要です。管理者は、退職するユーザーがメンバーであるすべてのスペースを迅速に特定し、関連性がなくなったスペースからユーザーを削除できます。
「Google Workspace の最新情報」というヘルプセンターのページでは、「Google Workspace アップデート ブログ」には掲載されていない細かな変更も含めた Google Workspace の新サービスや新機能についてご紹介しています。