ユーザーが Google カレンダーを使用して共同作業する際には、予定やカレンダーの管理にメール通知がよく使用されます。たとえば、予定への招待状送信、予定の更新、出欠確認、カレンダーの共有を行う際にはメール通知を生成し、予定のゲストやカレンダーを登録しているユーザーに送信できます。
ただし、時おり、Gmail のフィルタが正しく設定されていない、メールを誤って削除してしまったなどの理由で、このような通知がサードパーティ製のカレンダー クライアントから誤って送信される場合や、通知が行方不明になる場合があります。そこで、このたびのリリースでは、管理コンソールのカレンダーの監査セクションでカレンダーのメール通知ログをご確認いただけるようになりました。これにより、カレンダーのメール通知に関連する問題を手軽に調べられます。ログの各エントリには、カレンダー通知のタイプ、送信者、受信者などの分析情報のほか、通知が生成されたカレンダー クライアントに関する情報が表示されます。また、通知のメッセージ ID を取得し、
メール監査ログと照らし合わせると、目的の受信者に通知が配信されたかどうかを確認できます。新しいカレンダー通知の各欄について詳しくは、
ヘルプセンターをご覧ください。
このたびのカレンダー監査ログ機能の充実により、ユーザーがお困りの際に、ヘルプデスクの管理者の方がより効率的にトラブルシューティングできるようになれば幸いです。
本ブログの原文(英語)は、
こちらをご覧ください。
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リリースの詳細リリース方式:即時リリースと計画的リリースの両方が対象
エディション:G Suite のすべてのエディションが対象
展開ペース:完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)
対象:管理者のみ
対応:管理者による対応を推奨