従業員がどのような端末を使用しているかにかかわらず、組織のデータを簡単に保護できることが望まれます。従業員の多くが職場でモバイル端末を使用し
てい
る場合はなおさらです。そこで、ドメイン内のモバイル端末をより積極的に管理できるように、
モバイル管理向けの新しい端末ルールをご案内します。
G Suite 管理者はカスタムルールを定義できるようになりました。カスタムルールは、端末でのイベントに対してトリガーされ、特定の操作が関連付けられます。G Suite Enterprise ライセンスが割り当てられた組織内の端末で、ルールで指定したイベントが発生すると、設定した操作が
モバイル管理によって自動的に実行されます。
イベントと操作に基づく次のようなルールを設定できます。
- 承認 - 端末の登録時にモバイル端末を選択します。
- 企業データへのアクセスをブロック - ユーザーが特定のアプリをインストールする際に適用されます。
- 端末へのアクセスをブロック、端末でアカウントをワイプ - ユーザーが画面のロック解除に 5 回以上失敗すると適用されます。
- 端末へのアクセスをブロック、端末でアカウントをワイプ - 端末で不審なアクティビティが検出された場合に適用されます。
必要な端末ルールが既存のテンプレートにない場合は、独自にルールをカスタマイズできます。これまでは、カスタム スクリプトを作成し、
Google の API を利用してモバイル端末での操作を自動化する必要がありました。
このたびのリリースの目的は、モバイル管理者が頻繁に手動で繰り返し実行するタスクを自動化するとともに、組織のデータを保護することにあります。
こちらのヘルプセンター記事で手順をご確認のうえ、この機能をご活用ください。
本ブログの原文(英語)は、
こちらをご覧ください。
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リリースの詳細 リリース方式:即時リリースと計画的リリースの両方が対象
エディション:G Suite Enterprise のみが対象
展開ペース:段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)
対象:管理者のみ
対応:管理者による対応を推奨
より詳しくヘルプセンター: ルールを使用したモバイル管理タスクの自動化