Windows 10 デバイス向けの高度なセキュリティ機能の一般提供を開始
2020年5月2日土曜日
この記事は 4 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
このたびのリリースにより、すべての G Suite 管理者は Windows 用 Google 認証情報プロバイダを使用して次のことを行えるようになります。
デバイスの管理を簡略化し、データのセキュリティを強化できます。また、アプリケーションへのアクセスとその操作に必要とされる手間やログイン回数を削減できます。Windows 10 の管理機能と利点について詳しくは、過去のお知らせをご覧ください。
Windows 向けの高度なデスクトップ セキュリティについて詳しくは、ヘルプセンター記事をご覧ください。G Suite をご利用中のお客様が今回のリリースおよびその他のリリースを利用してセキュリティを強化する方法については、Cloud ブログの投稿(英語)をご覧ください。
Windows 10 デバイス向けのデバイス管理機能:
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概要
Android、iOS、Chrome、Jamboard の各デバイスと同様に、Windows 10 デバイスも管理コンソールで管理、保護できるようになりました。SSO も有効にできるので、G Suite をはじめとする SSO 対応のその他のアプリケーションにも Windows 10 デバイスからアクセスしやすくなります。この機能は、今までベータ版として提供されていました。このたびのリリースにより、すべての G Suite 管理者は Windows 用 Google 認証情報プロバイダを使用して次のことを行えるようになります。
- 組織で既存の G Suite アカウントの認証情報を使って Windows 10 デバイスにログインし、SSO 対応のアプリとサービスに簡単にアクセスできます。
- Google の不正使用対策と不審なログインの検出技術により、ユーザー アカウントを保護できます。
- G Suite へのアクセスに使われるすべての Windows 10 デバイスを、組織のポリシーに準拠した状態で確実に更新、保護できます。
- デバイスのワイプ、デバイス設定の更新のプッシュなど、Windows 10 デバイスに対する管理操作をクラウドから行えます。会社のネットワークに接続する必要はありません。
Windows 向けの高度なデスクトップ セキュリティについて詳しくは、ヘルプセンター記事をご覧ください。G Suite をご利用中のお客様が今回のリリースおよびその他のリリースを利用してセキュリティを強化する方法については、Cloud ブログの投稿(英語)をご覧ください。
ご利用方法
- 管理者: Windows デバイス管理にデバイスを登録する方法、Windows 向けの高度なデスクトップ セキュリティを有効にする方法、Windows デバイスを管理する方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。 G Suite または Cloud Identity ご利用のお客様は、ユーザーによる複数デバイス管理に追加での費用はかかりません。
- エンドユーザー: Windows 用 Google 認証情報プロバイダをインストールするまで、エンドユーザー エクスペリエンスに変更はありません。
Windows 10 デバイスで管理者向けの設定が利用可能に
リリース スケジュール
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2020 年 4 月 27 日以降、完全に展開(機能がご利用いただけるようになるまでに 1~3 日かかります)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2020 年 4 月 27 日以降、完全に展開(機能がご利用いただけるようになるまでに 1~3 日かかります)
対象
Windows 用 Google 認証情報プロバイダに関連付けられたログイン機能と SSO 機能:- G Suite および Cloud Identity をご利用のすべてのお客様が対象
- G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium をご利用のお客様が対象
- G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits、Cloud Identity Free をご利用のお客様は対象外
関連情報
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