この記事は 10 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

「ドメインの引き継ぎ」を実行して、ドメイン上の既存の Google Workspace Essentials インスタンスをすべて管理できるようになりました。この新しいプロセスにより、管理者は Google Workspace Essentials の複数のインスタンスを統合することができます。アカウントの統合により、次のことが可能になります。 
  • 管理者は、さらに多くの管理機能と一元化されたお支払い機能を使用できます。
  • 管理者は、追加サービスへのエンドユーザーのアクセス権を管理できます。
  • ドメインの引き継ぎをする際に、サポートに連絡したり既存の Google Workspace Essentials インスタンスを削除したりする必要はありません。引き継ぎ中も引き継ぎ後も、ユーザーによる Google Workspace アプリとサービスへのアクセスが中断されることはなくなりました。
 

対象

管理者とエンドユーザー
 
 

利点

Google Workspace Essentials では、チームはドメイン管理者が提供するアプリとツールだけでなく、特定の Google Workspace アプリも使用できます。これらのアカウントは以前はチームレベルで管理されていました。管理者がこれらのアカウントを管理したい場合は、この新機能を使用して、ツールへのユーザーのアクセスを中断することなく、シームレスに管理を移行できます。 
 
 

ご利用方法

  • 管理者: アカウントを引き継ぐには、最初にドメインの所有権を証明する必要があります。詳しくは、ドメイン向けに Essentials を設定する方法とドメインの所有権を証明して、さらに多くの機能を利用できるようにする方法についてのヘルプセンター記事をご確認ください。
  • エンドユーザー: 引き継ぎプロセス中、ユーザーのツールへのアクセスが中断されることはありませんが、既存のお支払い情報の設定はキャンセルされ、ドメインレベルで統合されます。また、個々の Google Workspace Essentials インスタンスで設定された組織のポリシーは、親組織のポリシーによってオーバーライドされます。
ドメイン内の Workspace Essentials インスタンスを管理する管理コンソール画面
ドメイン内の Google Workspace Essentials インスタンスを管理する管理コンソール画面
 

 

リリース スケジュール

対象

  • Google Workspace Essentials、Enterprise Essentials をご利用のお客様
  • Google Workspace Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Plus、Frontline、Nonprofits、G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外