この記事は 3 月 14 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

Google Workspace for Education の管理者は、18 歳未満の生徒にその他の Google サービスの利用を許可する際に、保護者の同意が必要になることに同意するものとします。その他の Google サービスの例としては、YouTube、Google 翻訳、Google フォト、Google ブックス、Google Earth などが挙げられます。

2024 年 9 月にお知らせしたとおり、18 歳未満のユーザーにその他の Google サービスの利用を許可している管理者は、今後その設定の見直しを毎年求められるようになります。ユーザーがどのサービスを利用できるかは常に管理者のコントロール下にあります。今回の変更は、適切なユーザーが適切なサービスを利用できることを改めて確認する機会となります。

 

  • 18 歳未満のユーザーにその他の Google サービスの利用を許可したくない場合は、対象ユーザーに対してそれらのサービスの利用を無効にすることができます。
  • 18 歳未満のユーザーにその他の Google サービスの利用を引き続き許可する場合、管理コンソールから保護者の同意を再確認する必要があります。  
  • 管理者が何も対応しなかった場合、その他の Google サービスをこれまで利用できていた 18 歳未満のユーザーは、数週間以内にそれらのサービスを利用できなくなります。その他の Google サービスの利用は、いつでも再び許可できます。

 

管理者に必要な対応
再確認の要件については最初に 2024 年 9 月にお知らせしたため、2025 年 3 月のロールアウト開始までに見直しを完了する期間が 6 か月ありました。現在、管理コンソールでは、対応が必要であることをお知らせするために、バナーが赤色に変わっています。ロールアウトは 3 月に開始されますが、組織内のすべてのユーザーに反映されるまで数週間かかる場合があります。

同意の再確認が必要となるアプリケーションは、[管理コンソール] > [アプリ] > [その他の Google サービス] ですぐに確認できます。同意を再確認するには、アプリの横にあるチェックボックスをオンにするか、アプリにカーソルを合わせるか、その他メニューを使用します。

エンドユーザーへの影響
サービスを利用できなくなったユーザーには、次のメッセージが表示されます。「ご利用の Google Workspace for Education アカウントは 18 歳未満として指定されており、組織の管理者からこの追加サービスへのアクセス権を付与されていません。再びアクセスできるようにするには、管理者にこのサービスを有効にする必要があることを伝えてください。」
 

 

 

対象

管理者および 18 歳未満のエンドユーザー
 

 

今回の変更の意義

ユーザーがどのサービスにアクセスできるかは管理者のコントロール下にあり、アクセスの付与は Google の利用規約と、18 歳未満のユーザーに適したサービスを規定する現地の法規制に従って行う必要があります。生徒が利用できるサービスを管理するのは管理者であり、18 歳未満のユーザーの利用を有効または無効にできるのは管理者だけとなります。
 
 
保護者の同意を得るための管理者向けガイドをご覧ください。同ガイドには保護者との連絡に使用できるテンプレートも含まれます。
 

補足情報

18 歳未満のユーザーが利用するその他の Google サービスの見直しと保護者の同意の再確認は毎年行う必要があり、Google Workspace for Education 利用規約の対象となります。
 

ご利用にあたって

 

ロールアウトのスケジュール

 

対象

この変更は、以下の Google Workspace サブスクリプションに影響します。
  • Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus
 

リソース