この記事は 3 月 14 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

本日より、AppSheet User Pass でアプリのユーザーにライセンスを付与できるようになります。各 User Pass は、1 か月間 AppSheet アプリに無制限にアクセスできる権限を付与します。ユーザーは必要に応じて User Pass ライセンスをいくつでも使用できます。これにより、組織の内部ユーザーか外部ユーザーか、またはログイン済みユーザーか未認証ユーザーかに関わらず、ユーザーにとって価値のある機能のみを柔軟に選択し、料金を支払うことができます。

補足情報

AppSheet User Pass と従来の Google Workspace ライセンスの相違点

 

  1. User Pass ライセンスは、Google 管理コンソールを使用して個々のユーザーに割り当てるのではなく、アプリのユーザーが共有して利用できるプールとして提供されます。ライセンスは、対象となるユーザーが AppSheet Enterprise Plus または AppSheet Core アプリのいずれかにアクセスするたびに自動的に使用されます。対象となるユーザーは、AppSheet ライセンスをまだ持っていないユーザー、またはアプリ所有者よりも下位のティアのライセンスを持つユーザーです(内部ユーザー、外部ユーザー、未認証ユーザーを含む)。
     
  2. ユーザーは使用するアプリごとにライセンスを使用します。そのため、アプリのユーザーに割引料金でライセンスを付与することが可能です。ただし、User Pass では、Core または Enterprise の機能を使用してアプリを構築する権限が個別に付与されるわけではありません。なお、対象ユーザーが 1 か月間に複数のアプリにアクセスする場合、複数の User Pass ライセンスを使用することも可能です。次に例を示します。

 

 
次の点にもご注意ください:
  • User Pass ライセンスのプールは、暦月の終わりにリセットされ、未使用のライセンスは繰り越しされません。料金は購入が確定した User Pass ライセンスに対してのみ発生します。
  • AppSheet User Pass は、Workspace と Partner Sales Console からご利用いただけます。
  • Google は先日、2025 年 4 月 10 日より AppSheet Enterprise Standard External User ライセンスと AppSheet Enterprise Plus External User ライセンスの販売を終了することをお客様に通知しました。既存の外部ユーザー ライセンスをお持ちのお客様は、移行期間中もサービスを継続してご利用いただけます。今後必要な対応については、別途ご案内いたします。

ご利用にあたって

リリース スケジュール

  • リリースは完了しています。

対象

Google Workspace の対象エディション:
  • Business Starter、Business Standard、Business Plus
  • Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus
  • Education Standard、Education Plus
  • Frontline Standard
  • AppSheet Enterprise Plus
 

リソース